秋の味覚「キノコ」を食べよう♪

季節を「食」で楽しむ。

 

日暮れの早さと肌寒さが、季節の変わり目を感じさせる10月。

「秋」の季節が到来ですね。

 

 

秋といえば『読書の秋』や『スポーツの秋』『芸術の秋』『紅葉の秋』など、秋ならではの言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか?

その中でもやっぱり秋といえば『食欲の秋』!ですよね。

特にこの時期になると美味しい食材といえば、【キノコ】!!

 

 

今回は【キノコ】を深堀していきたいと思います♪

 

【キノコ】には体にいいこと尽くし!

 

 

【キノコ】は、香りを楽しむと言っても過言ではないぐらいの風味なのはもちろん、味や触感も美味しいですよね。

さらに栄養価も高い!食材なので人間の健康のためには欠かせない食材なのです。

スーパー食材のキノコですが、今回は王道の3種類の栄養価などを見ていきます!

 

 

しめじ

 

しめじといえばキノコの王道で食卓にもよく出る品種ですよね。

また、「香り松茸、味しめじ」という言葉があるぐらい、キノコの中でも味が濃いのが特徴です。

しめじの味を生かすには、ホイル焼きや炒め物がピッタリ!!

 

●主な栄養価●

エネルギー…18㎉
水分…90.8g
たんぱく質…2.7g
炭水化物…5.0g
カリウム…380㎎
マグネシウム…11㎎
リン…100㎎
亜鉛…0.5㎎
ビタミンD…0.6㎍
ビタミンB1…0.16㎎
ビタミンB2…0.16㎎
ナイアシン…6.6㎎
パントテン酸…0.86㎎
食物繊維総量…3.7g

 

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

 

えのきたけ

 

触感が楽しいえのきたけは、癖も少なく何にでも合わせやすいのが特徴的なところ。

炒め物にももちろんのこと、スープや和え物に使っても美味しいですね。

 

●主な栄養価●

エネルギー…22㎉
水分…88.6g
たんぱく質…2.7g
炭水化物…7.6g
カリウム…340㎎
リン…110㎎
亜鉛…0.6㎎
ビタミンB1…0.24㎎
ビタミンB2…0.17㎎
ナイアシン…6.8㎎
ビタミンB6…0.12㎎
葉酸…75㎍
パントテン酸…1.40㎎
食物繊維総量…3.9g

 

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

 

エリンギ

 

コリコリとした食感が美味しいエリンギ。

バター炒めで食べる人も多くいるのではないでしょうか?

また、エリンギの触感を活かし、天ぷらなどにもオススメです。

 

●主な栄養価●

エネルギー…19㎉
水分…90.2g
たんぱく質…2.8g
炭水化物…6.0g
カリウム…340㎎
リン…89㎎
亜鉛…0.6㎎
ビタミンB1…0.11㎎
ビタミンB2…0.22㎎
ナイアシン…6.1㎎
ビタミンB6…0.14㎎
葉酸…65㎍
パントテン酸…1.16㎎
食物繊維総量…3.4g

 

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

 

この3種類はスーパーなどで普段から売られているため、手に取りやすく調理もしやすいため、人気のキノコとも言えますね。

そして、キノコには共通の栄養素が多くあります。

その中でも、ポイントの栄養素をいくつかご紹介します。

 

ポイント栄養素

 

ビタミンB群

ビタミンB群は、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。
また、ビタミンB群は、水溶性のビタミンで三大栄養素の代謝やエネルギーの産生を補助するはたらきもあります。

「発育のビタミン」ともいわれているんだとか!

肉体労働などの方はもちろん、発育促進に欠かせない栄養素なので積極的に取っておきたい栄養素のひとつです。

さらにビタミンB群の一種「ビタミンB2」脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立つためることができる成分なので食事の中に取り入れると◎。

 

ナイアシン

ビタミンB群のひとつであるナイアシンは、糖質や脂質を燃やしてエネルギーを作り出すときや、二日酔いの原因となるアルコールを分解するときに働く「酵素」を助ける「補酵素」としての役割を担っています。
皮膚や粘膜の健康維持を助けるほか、脳神経を正常に働かせる効果があります。

 

ビタミンD

カルシウムとリンの吸収を促進するはたらきをしているビタミンDは「骨を強くするビタミン」として、とても重要な役割を果たしています。

また小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させることで、血中カルシウム濃度を一定に調節し、それによって血液凝固や筋肉の収縮、神経伝達などを正常に行う働きも行ってくれます。

 

パントテン酸

パンテドン酸もナイアシン同様、ビタミンB群のひとつです。

エネルギー代謝に欠かせない栄養素であり、免疫抗体の合成、薬物の解毒作用、脂質の代謝を促すHDLコレステロールの増加、副腎皮質ホルモンの合成による抗ストレス作用とさまざまな働きがあります。

 

食物繊維

「キノコといえば食物繊維!」と言われるぐらいキノコの成分の中でも有名な食物繊維は、「第六の栄養素」とも言われ腸内環境を整え、コレステロールを吸収し、ナトリウムとともに体外に出してくれる作用があります。

その結果、コレステロール値の低下や、高血圧の予防にも繋がります。

食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、さまざまな生活習慣病の予防に効果的な栄養素と言えます。

さらには有害物質を吸着させて、便として体外に排出するため、大腸がんのリスクを減らすことにも繋がる栄養素です。

 

βグルカン

βグルカンとはキノコや酵母に多く含まれている成分で食物繊維の一種です。

コレステロール値上昇抑制などの効果があります。

キノコや酵母などの細胞壁に存在する成分で、摂取しても胃腸で消化・分解されず、腸内の免疫担当細胞に働きかけます。

また、免疫力を高める効果があり、体外から入ってきたウイルスなどを撃退し、病気から体を守る働きがあります。

 

栄養素の説明などに、一部他サイトを引用しております。

 

 

いかがででしたか?

【キノコ】が健康のために良い!という理由がよくわかりましたね。

今回はしめじ・えのきたけ・エリンギをとり上げましたが、その他にも椎茸や舞茸、また高級食材の松茸など種類はたくさん!

年中いただくことのできるキノコですが、やはり旬の今のほうが香りも味も美味しいので、この機会にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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