夏野菜を食べよう！

 

暑い夏の時期に、スーパーなどでよく見かける夏野菜たち。

夏野菜は私たちが夏を乗りきるのに、とても重要な食べ物なのをご存じですか？

 

 

知ってるようで知らない夏野菜の魅力とその効能について今回は掘り下げていきましょう。

 

夏野菜といえば？

 

夏の定番野菜といえば、皆さん何を思い浮かべますか？

やっぱり定番はナスやきゅうり、トマトやピーマンなどが一般的によく食べられていますよね。

その他にもまだまだ夏野菜は多くあります。

 

きゅうり

 

夏の定番野菜といえばのきゅうり！

きゅうりはよく「栄養価が低い」「水分しかない」などと言われていますが、実はカリウムが豊富！

ナスと比べると約1.4倍も多く含まれています。

さらにきゅうりはギネス認定になったほど、カロリーが低い食材なのです。

また、ビタミンの一部、β-カロテンも豊富に含まれいます。

 

主な栄養素（100gあたり）

カリウム　　1400mg

• ビタミンK　　240μg
• ビタミンC　　100mg
• 食物繊維　　7.9g
• β-カロテン　　330μg　
• カロリー　　14kcal

 

カリウムが豊富に含まれているということは、体内のナトリウム（塩分）を排泄する役割があるので、高血圧に効果があると言われています。

また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果的だと言う事です。

さらに、きゅうりは古くから体を冷やす効果があると言われているので、夏の暑さをしのぐために最適な野菜と言われています。

 

ナス

 

紫色が鮮やかで油との相性がいいナスは、カリウムはもちろんのこと、ナスの特徴的な色に含まれるナスニンというポリフェノールの一種が豊富です。

さらには、食物繊維も豊富なので、女性の方に特におすすめな野菜です。

 

主な栄養素（100gあたり）

食物繊維　　2.2ｇ

カリウム　　220mg

カロリー　　22kcal

 

ナスニンはポリフェノールの一種なので、抗酸化作用があり、動脈硬化予防や老化予防などに効果があるとされています。

そのため、免疫機能などの健康が気になる方や、美容のためにも積極的に取っておきたい野菜の一種ですね。

 

トマト

 

みずみずしさと、鮮やかな色味が特徴のトマトには、様々な栄養素たくさん！

トマトの栄養素の代表と言ってもいいほど、トマトにはビタミンAに変換されるβ-カロテンとビタミンCが豊富なんです。

さらには、カリウム・ビタミンE・ルチンなども豊富に含まれています。

また、ポリフェノールの一種のリコピンもたくさん含まれているので、ダイエット効果や、美白効果などがあり、美容にとってもおすすめな食材です！

 

主な栄養素（100gあたり）

β-カロテン　　449 µg

ビタミンC　　13.7 mg

カリウム　　237 mg

ビタミンE　　0.54 mg

カロリー　　18kcal

 

トマトのビタミンCは時間をおいてもあまりビタミンCが減らないというのも特徴的な一つ。

また、ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」という格言があるほど栄養価が高いと言われているのだとか！

 

ピーマン

 

独特な苦みと歯ごたえのあるピーマンは、もしかすると苦手なお子さんもいるかも！？

しかし、ピーマンには夏野菜に豊富なカリウムやβ-カロテン、ビタミンAとCが多く含まれているので、小さいお子さんにも是非とも食べてもらいたい夏野菜です。

 

主な栄養素（100gあたり）

カリウム　　190mg
β-カロテン　　400μg
ビタミンC　　76mg
ビタミンE　　0.8mg
食物繊維　　2.3ｇ

カロリー　　20kcal

 

ピーマンは夏バテを防ぎ、疲労回復に効果を発揮する野菜。
これはピーマンに含まれるビタミンＡやＣが、細胞の働きを活性化してくれるからと言われています。
また、ビタミンAは油と取ることでより吸収率が高まるため、炒め物などにして積極的に取るといいでしょう。

 

とうもろこし

 

夏の風物ともいえるとうもろこしは、甘くてみずみずしい大人気の野菜です。

身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eや各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。

100gあたりのカロリーは99kcalと少し高めですが、その分栄養もたくさんあるため夏のエネルギーを取るにはおすすめな野菜です。

 

主な栄養素（100gあたり）

ビタミンB1　　0.30 mg

ビタミンB2　　0.10 mg

ビタミンE　　　1.0 mg

カリウム　　290 mg

たんぱく質　　8.6 g

食物繊維　　9.0 g

カロリー　99kcal

 

トウモロコシの皮には食物繊維が多く含まれているため、腸内コレステロールと結びつき体外へ排出する働きをしてくれます。

それにより、血管を若く保ち、動脈硬化の予防に役立つと言われています。

 

 

オクラ

 

ネバネバがおいしい！オクラにはデトックス効果があると言われている栄養素が豊富に含まれています。

また塩ゆでにしてそのまま食べてもおいしいので、簡単な調理で人気の夏野菜ですね。

そしてオクラ特有のぬめりには、ガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維が含まれていることから、おなかの調子を整えてくれる効果もあります。

そのため大腸ガンを予防する効果があると言われています。

 

主な栄養素（100gあたり）

食物繊維　　5.0ｇ

カリウム　　260ｍｇ

マグネシウム　　51ｍｇ

葉酸　110μg

パントテン酸 　　0.42mg

カロリー　30kcal

 

むくみの解消に効果的なカリウムはもちろん、ミネラルの一種であるマグネシウムも豊富で、骨や歯の形成を助けます。

また、体温や血圧を調整したり、筋肉の収縮や神経のはたらきをサポートしたりする働きあるので、夏の室内外の温度差によって崩しやすい体調にも手助けをしてくれます。

 

 

旬の野菜をおいしく食べよう！

 

まだまだたくさんある夏野菜。

夏の野菜は、私たちが夏を乗り切るためにサポートしてくれるものばかりでした。

特に旬のものは美味しくて、比較的安価な価格で市場に販売されているものが多くあります。

是非とも旬を味わい、暑い夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか？

 

 

また、今日ご紹介できなかったものは、そのうちブログにあげようと思います♪

 

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